分譲マンションも併設した複合施設

サンモール高砂はなぜ廃墟となってしまったのだろうか。その盛衰を追っていく。

サンモール高砂は1976(昭和51)年3月、三菱製紙工場の土地にオープンした。高砂市が1968(昭和43)年に作成した「高砂地区再開発事業計画」に基づいて三菱商事が開発を進めることになり、さらにそれを三菱倉庫が受け継いで開発。モールの運営管理は、三菱倉庫が子会社の新葵サービスを設立し委託した。

駅から商店街をつなぐ255mの通路の両脇に東館と西館の2つの棟が建てられ、東館には専門店22店舗、西館には核テナントの西友ストアーと専門店32店舗が出店した。そのうち27店舗は地元店舗で構成。また、西館の4階~10階は分譲マンションの高砂ハイツとされた。