生活が豊かになる退社後3分間の黄金習慣

一方で、気持ちを切り替えるために、必ずしも特定の場所へ足を運ぶ必要はありません。

越川慎司『世界の一流は「平日」の夜に何をしているのか』(クロスメディア・パブリッシング)
越川慎司『世界の一流は「平日」の夜に何をしているのか』(クロスメディア・パブリッシング)

私がマイクロソフトに在籍していた頃は、会社を出た後の最初の3分間を、意識して「ゆっくり歩く」時間にあてていました。

これは、私が尊敬していた当時の役員が実践していた習慣です。彼はあえてオフィスから離れた場所に自家用車を停め、そこまで時間をかけて歩くことで、心の切り替えを行っていました。

早歩きをやめて周囲の景色を眺め、深呼吸を繰り返すだけです。

導入した当初は効果に半信半疑でしたが、2週間ほど継続した頃に明確な変化が現れました。

3分間が経過する頃には、頭を占領していた仕事の思考が自然と薄れていくのを感じたのです。

身体の動きを意図的に遅くすれば、それに連動するように思考のペースも落ち着いていきます。

私はこの習慣を生活に取り入れたことで、帰宅後に自分自身の時間をしっかりと確保できるようになり、以前よりも生活がずっと豊かになりました。

読者の皆さんも、明日からは仕事を早めに切り上げてみてください。

そして自宅に到着する前に、仕事と自分自身を切り離し、心身をリラックスさせる習慣を取り入れることをお勧めします。

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