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エナジードリンクとの比較

エナジードリンクのヒットの陰で、その反動のような商品──リラックスドリンクが米国で広がりつつある。カフェインなどの刺激成分が入った「エナジードリンク」とは逆に、テアニンやセロトニン、メラトニンなど鎮静効果のある成分が含まれ、リラックスを目的とする飲料だ。

米国を中心に販売が拡大しており、米ABCの報道によると、2011年時点でその市場規模は7300万ドル規模。成分としては、睡眠に効果のある「メラトニン」、ハーブ茶にも含まれ、鎮静効果の高い「テアニン」、神経を和らげる「ホップス」など。米国では処方が不要なため、一般的なお店でも買える。

(ライヴ・アート=図版作成)
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