「45~49歳」以上では+2%前後にとどまる

厚生労働省の賃金構造基本統計調査をもとに、5歳ごとに分類した年齢階級別の所定内給与(いわゆる基本給)の伸びをみると、2025年は「40~44歳」以下の年齢層で+4%前後の高水準となっている一方、「45~49歳」以上では+2%前後の伸びにとどまっている(図表2)。

そもそも賃金上昇率は若手世代のほうが高めになる傾向があるものの、2015年時点の各年齢階級の賃上げ率と比較した上昇幅で見ても、「40~44歳」以下の年齢層の賃上げ率が大きく上昇していることが分かる。

【図表】年齢階層別の賃金上昇率(所定内給与)
出所=厚生労働省

このように賃上げの恩恵が44歳以下の世代に集中している背景には、人口動態の影響により、人手不足が若年層ほど深刻であることがある。