まだ大丈夫だと誤解させかねない数値に注意

血糖値は高くても、血清クレアチニン値は正常。
高血圧を指摘されても、血清クレアチニン値は正常。
BMIが25以上でメタボでも、血清クレアチニン値は正常。
コレステロール値が異常でも、血清クレアチニン値は正常。
尿酸値が高くても、血清クレアチニン値は正常。

「だから、私は腎臓だけは大丈夫」と判断してしまうのが当たり前です。

しかし、ここで発想転換していただく必要があります。

血糖値が高いのだから、腎臓も悪くなっている可能性がある。
高血圧を指摘されたから、腎臓も悪くなっている可能性がある。
BMIが25以上に該当するから、腎臓も悪くなっている可能性がある。
コレステロール値が異常だから、腎臓も悪くなっている可能性がある。
尿酸値が高いから、腎臓も悪くなっている可能性がある。

牧田善二『腎臓 人工透析にさせない最強の医療・食べ方』(三笠書房)
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「だから血清クレアチニン値で判断せず、尿アルブミンやeGFRを見ることが必要だ」という気づきを得てほしいのです。糖尿病と高血圧の方は、必ず3カ月ごとに尿アルブミンの検査をして、異常が生じたらすぐに治療を始める必要があります。

糖尿病の合併症の腎臓病では、尿アルブミン値が先に上がりますが、ほかの原因の場合、尿アルブミンは正常なのにeGFRに異常が出てくることがあります。

そのため、この「尿アルブミン値」と「eGFR」の2項目を見ておくことが、誰にとっても必須なのです。

いずれにしても、こうした気づきが得られれば、もう腎臓病は怖くありません。

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