瞑想+ウォーキングでリフレッシュ効果

以前は「難しそう」「なんとなく宗教臭い」と思われがちだった瞑想に、こんな治癒やリフレッシュ効果があるのですから、利用しないのは実にもったいない話ですね。

私は、瞑想というのは難しいものではなく、もっと身近でシンプルに実践できるものだと考えています。そこで、ウォーキングに瞑想を合体させることを提案しているわけです。

では、この瞑想と合体したウォーキングには、どんな効果があるのでしょうか。

まず、あなたが普段使っている机の上を思い出してください。家事や仕事をしていると、どんどん余計なものやゴミが机の上に溜まってきますね。このままの状態で家事や仕事を続けていると、必要なものを探す時間ばかりが増え、とにかく非効率です。

そんなとき、家事や仕事をいったん中断して机の上をきれいにすると、気分がスッキリして仕事の効率もアップしませんか。

実は、脳の中でもこれと同じことが起きています。つまり、日々生活していると、いろいろなものが頭の中に溜まっていきます。理由もないのに、なんとなくうっとうしい気分になったり、心が沈み込むときがあることでしょう。それはこのように頭の中に溜まるものの影響で、思考がスムーズにいかなくなって起きることが多いようです。

ゆるウォーキングで十分

このように「頭の中に溜まったものをすっきり掃除してくれるのが瞑想」と考えればわかりやすいのではないでしょうか。「宗教臭い」という抵抗感も消えて、気軽に瞑想をはじめられるでしょう。

保坂隆『70代でも元気に歩ける ゆるウォーキングのコツ』(三笠書房)
保坂隆『70代でも元気に歩ける ゆるウォーキングのコツ』(三笠書房)

ただ、日本人は真面目すぎる傾向があります。だから、「瞑想は心身にとても良い影響を与えますので、やりましょう!」とおすすめすると、いきなり座禅を組みはじめたりします。

もちろんそれでもいいのですが、もっと簡単にはじめる方法があることも知ってほしいと思います。その方法こそゆるウォーキングなのです。

瞑想といっても、いきなり無念無想を追い求める必要なんてありません。それでは「ゆる」ではなくなりますね。

前にも話した通り、ぼんやりと景色に目を向けながらゆっくり歩くだけで瞑想はすでにできているのです。どうですか? 簡単でしょう?

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