城内侵入直後に現れる巨大なワナ

宇佐八幡宮から20分ほど登ったところで、突然、樹間になにか自然にはない“人工物”が見えてくる。

登山道から見上げる本丸東側面の石垣
撮影=今泉慎一(風来堂)
登山道から見上げる本丸東側面の石垣

うような急斜面を登っていった先の最後の防御壁となる石垣。見るからに攻め手を萎えさせる構造だ。かといって直登せず登山道をたどっていったところで、今度は大堀切が待ち構えている。

本丸と三の丸に挟まれた大堀切
撮影=今泉慎一(風来堂)
本丸と三の丸に挟まれた大堀切
大堀切を本丸側から見下ろす
撮影=今泉慎一(風来堂)
大堀切を本丸側から見下ろす

なんとか尾根まで登り切ったところを、南北の曲輪から挟撃。この大堀切が宇佐山城の最重要防衛ポイントだということは疑うべくもない。地形的な制約上、攻め手はほぼ、ここに登ってこざるを得ないが、そこに徹底して叩くワナが仕掛けられているのだ。

宇佐山城縄張図(現地案内板より)
撮影=今泉慎一(風来堂)
宇佐山城縄張図(現地案内板より)