思うように身体を動かすにはどうすればいいか。スポーツトレーナーで理学療法士の中野崇さんは「どんな競技でも、どんな状況でも、高いパフォーマンスを発揮するためには『身体に余計な負担をかけずに、大きなパワーを発揮できる動き方』を身につけることだ」という――。

※本稿は、中野崇『最強の身体操作 プロが実践する連動スキルの磨き方』(かんき出版)の一部を再編集したものです。

ストレッチをする若い女性
写真=iStock.com/Satoshi-K
※写真はイメージです

しなやかに思い通り動く身体を手に入れたいなら

あなたは、自分の身体を思いどおりに動かせていますか?

「もっと速く走りたい」
「もっと大きなパワーを生み出したい」
「もっと正確にコントロールしたい」

――そう思っても、なぜか思うように身体が動かない。そんな経験はないでしょうか。

これはスポーツをしている人に限った話ではありません。日常生活の中でも、「こんなはずじゃない」と感じる瞬間は誰にでもあるはずです。

一方で、驚くほどしなやかに動く人がいます。

強く力を込めているようには見えないのに、大きなパワーを生み出せる人がいます。

その違いは何でしょうか?

実は多くの場合、これらの原因は柔軟性や筋力の差ではありません。決定的な違いは、「どのように動くか」を知っているかどうかです。