職場の窓から見えた重機に“一目惚れ”

「重機にまったく興味がなかった」という東さんが重機好きになったのは、些細なきっかけからだった。

「まだ結婚生活が続いているころに、長女が生まれたタイミングで『私もパートに出たほうがいいかも』と思って、タクシー会社で事務所の清掃の仕事を始めました。配偶者控除を受けられるくらいのちょっとした収入があればよかったので、清掃のパートでは月収5万円ほど、年収にすると60万円くらいの収入がありました。当時、その会社の向かいは何もない野原だったんですが、あるときから重機が入るようになって地面を派手に掘り始めたんですよ。その姿を見て、『え、重機めっちゃかっこいいじゃん』って」

ユンボの見える部屋は掃除すべき場所がほとんどなかったが、重機を見るために掃除をしている“フリ”をしていたこともあったという
撮影=プレジデントオンライン編集部
ユンボの見える部屋は掃除すべき場所がほとんどなかったが、重機を見るために掃除をしている“フリ”をしていたこともあったという

まさに重機に“一目ぼれ”した東さん。その後は、暇さえあれば事務所の2階の窓から重機を眺めるようになった。