“ヨボヨボ防止”にも効果的

最後に紹介するのは、体の機能を保つのにカフェインが効くという研究です。

みなさんはフレイルという言葉を聞いたことはありますか? フレイルとは、年をとることで起こる心身の衰えを指します。具体的には、筋力や気力の低下などで、基準はさまざまです。

コーヒーをマグで飲む
写真=iStock.com/Farknot_Architect
※写真はイメージです

実は、このフレイルの予防や軽減にもカフェインが効果を発揮するという研究があるのです。

この研究は、オランダで行われたものです。55歳以上の1161人を対象に、コーヒーの摂取頻度とフレイルの程度を調査したところ、「習慣的なコーヒー摂取量が多い人ほどフレイルの発症リスクが低い」という結果が示されました。

(Mette van der Linden et al.(2025).Habitual coffee consumption and risk of frailty in later life: the Longitudinal Aging Study Amsterdam.European Journal of Nutrition,64(164).)

またスイスやシンガポールなどの研究チームは、コーヒー豆に多く含まれるトリゴネリンという成分が筋肉の健康や機能改善に役立つという調査結果を発表しています。

いずれもカフェインそのものずばりの影響を明らかにしたわけではありません。ですが、コーヒーやお茶などを飲む習慣が健康につながるという多くのデータは、やはりカフェインの大きな力を示しているといえるのではないでしょうか。

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