子供や孫が帰った後の「静寂」
ゴールデンウィーク。久しぶりに子供や孫たちが帰省し、家の中が賑やかさに包まれている方も多いのではないでしょうか。孫の成長を喜び、家族の絆を再確認する時間は、何物にも代えがたい幸福なひとときです。しかし、一人暮らしのシニア男性にとっては、子供や孫は老後の幸せにつながるものではないことがわかっています。
本稿では、プレジデントオンラインで大きな反響を呼んだ「老後の幸福」の本質を問う3本の記事を厳選しました。
1本目は、一人暮らしのシニア男性が直面する「孤独」の問題について。データが示すのは、子供や孫の存在が必ずしも日常の幸福度を底上げしないという事実です。定年まで働いた男性が退職や妻との死別を機に孤立しないために、何が必要かを解き明かします。
2本目は、「ミッシング・ワーカー(消えた労働者)」の実態です。介護離職や熟年離婚をきっかけに、キャリアを断たれ、社会との繋がりを失っていく……。誰の身にも起こりうる老後の厳しいリアルに迫ります。
そして3本目は、社会学者が提言する「長生きのリスク」と向き合う方法です。豪邸に住んでいても「寂しい」と感じる単身生活。長くなった老後に向けて、お金以上に蓄えておくべき「本当の資産」とは何なのか。
専門家の知見をヒントに、後半戦のライフデザインを描き直してみませんか。
子供や孫の存在は幸福につながらない…一人暮らしのシニア男性の幸せを左右する"唯一の存在"
(2022年10月15日公開)
幸せな老後を送れるのはどんな人か。批評家の杉田俊介さんは「配偶者と同居している男性のほうが、一人暮らしの男性より幸福度が高いという調査結果がある。もともと仕事中心だった男性たちが退職や熟年離婚、妻との死別などで孤立し、幸福を感じにくくなるからだろう」という――。<続きを読む>
介護離職、熟年離婚、親の遺産を使い尽くし貯金ゼロ…失業者ですらない63歳"ミッシング・ワーカー"の実像
(2025年11月19日公開)
シニア層の「再就職市場」はどのような現状か。『ルポ 過労シニア 「高齢労働者」はなぜ激増したのか』(朝日新書)を出したジャーナリストの若月澪子さんは「一度離職すると、中高年は再就職が難しい。そのうち求職活動もしなくなり、『失業者』としてもカウントされず、社会から忘れ去られた存在になってしまう」という――。<続きを読む>
豪邸に住んでも寂しいだけの「単身リスク」が待ち受ける…社会学者「老後15年延長時代に本当に必要な資産」
(2025月10日9日公開)
長生きするリスクとは何か。『単身リスク 「100年人生」をどう生きるか』(朝日新書)を出した社会学者の山田昌弘さんは「若い青春が15年延びるならいいが、老後が15年延びるとなれば、リスクも当然増えていく」という――。<続きを読む>




