血液型で人はわからない

「あいつはB型だからマイペースだよ」
「いかにもA型らしい仕事ぶりだね」

日本人は血液型の話が大好きです。

血液型によって性格を言い当てる類の書籍もたくさん出版されており、なかにはベストセラーになっているものもあります。

血液型のアイコンをかかげるたくさんの手
写真=iStock.com/GoodLifeStudio
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じつは、血液型と性格の関連性を調べるための学術的研究は、日本やアメリカを中心に、大真面目に何度も行われています。

しかしその結果、明らかになったことは「血液型と性格に関連性はない」ということです。

「いや、そんなことはない。間違いなく傾向はある」と主張する人も多いでしょう。

でも、それはもしかしたら、「あなたはO型だから」「やっぱりAB型だと思ったよ」などと言われ続けているうちに刷り込みがなされ、それらしい振る舞いをしているという一面があるのかもしれません。

無意識に血液型に性格を寄せていっているのかもしれないのです。

いずれにしても、血液型で人間を判断しようというのは、知的な態度ではありません。

すぐもらい泣きする人は成功しやすい

人間の脳には、ミラーニューロンという神経細胞があると言われています。ミラーニューロンは「共感する脳」と言い換えることができます。

この脳が発達していれば、なにかにつけて共感しやすくなります。たとえば、なにか悲しい目に遭ったり、逆に感動したりして泣いている人を見て、もらい泣きしてしまうタイプです。

あるいは、テレビで誰かが温泉に浸かり「ああ、いい湯だな」と言っているのを聞いて、まるで自分まで温泉に入っているような気分になるということもあるでしょう。

このような傾向が強い人について、「自分のことじゃないのにバカみたい」と評する向きもありますが、これも貴重な才能と言えます。

というのも、共感能力が高いために、成功者の考え方や生き方を自分のものとすることができるからです。

成功者を目の当たりにすると、それを脳が勝手にコピーし、自己イメージに重ね合わせ、自然に行動や結果に反映されていくということが、ミラーニューロンによって起こるのです。