「行動を変えたほうが得」なことを伝える

そのためには、「行動を変えないことで、どのような損失を被る可能性があるのか」、そして、「行動を変えることで、自分自身にどのようなメリットがあるのか」を伝える必要があります。「会社やまわりの人たち」にとってどんな影響があるのかというよりも、「その人自身」にとっての影響を伝えるのです。

そのときに使えるのが「灰色の未来→バラ色の未来→行動」の型です。「未来の結果」を見せることで、自ら行動を変えようという意識が生まれます。

「灰色の未来→バラ色の未来→行動」の型を使って伝えた例

【灰色の未来】今のまま、報告や相談を疎かにする状態が続くと、あなたがせっかく頑張っても、最後に手戻りが発生して、時間も労力も無駄になってしまうかもしれません。
悪い報告もあなたが握ったままでは、あなたの責任が問われることになってしまいます。

【バラ色の未来】でも、早めに報告や相談をしてくれれば、大きな軌道修正をしなくてすむので、納期ギリギリで仕事のやり直しが発生することもなくなり、あなた自身も仕事が楽になります。悪い報告も早く手放せば、気が楽になるし、責任はあなたから上司である私に移ります。報告することは、あなた自身を守ることにもなりますよ。

【行動】まずは、何から始めましょうか。

本人にとってどんな未来が待っているのかを、マイナス面とプラス面両面から具体的にイメージできるように伝えましょう。「行動を変えたほうが得だ」と感じれば、自分から変わろうとする意欲が生まれます。

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