飲料の選び方一つで仕事の効率が変わる
一方で緑茶の場合、摘んだ茶葉をすぐに加熱することで発酵をさせないようにして作ります。発酵させて作る紅茶やプーアル茶とは異なり、ポリフェノール(カテキン)が酸化せずそのまま残ります。
ただ、緑茶にはテアニンというアミノ酸が多く含まれます。テアニンにはリラックス効果があり、睡眠サプリメントなどにも用いられています。テアニンがあることで、カフェインの効果が弱まるのですね。
海外では、集中力、パフォーマンス、認知機能を上げる物質をヌートロピック(nootropic)と呼びます。ギリシャ語で知性や精神を意味する「ヌー」と、向上や変化を意味する「トロプ」による造語です。
そのヌートロピックとしても、カフェインとテアニンの組み合わせは注目されています。ただし、海外で販売されているヌートロピックは健康被害が確認され、日本では禁止薬物に指定されているものもあります。
効果が信用できないサプリメントに手を出すよりもコーヒーとお茶のような長年多くの人に飲まれてきているもので解決するほうがずっと安全で賢い解決策だと私は思います。
こうして見ていくと「即効性」を求めるならカフェイン量が多く短時間で飲み切れるエスプレッソやエナジードリンク、サプリメント、「持続性」を求めるならゆっくり飲むようなドリップコーヒー、「ゆっくりゆるやかに」を求めるなら紅茶や緑茶が適していると考えられます。
飲料の選び方一つでも仕事の効率は変わっていきます。


