2026年1月に、プレジデントオンラインで反響の大きかった人気記事ベスト3をお送りします。企業部門の第2位は――。
▼第1位 中国に職人技術を売らなくて本当によかった…「メイドインジャパン財布」を復権させた「大阪の町工場」の戦略
▼第2位 過去最高売上のディズニーの中で「一人負け」…舞浜駅前の商業施設が「一等地なのにいつもガラガラ」なワケ
▼第3位 ソニーでもトヨタでもない…テレビ・新聞が報じない「ものづくり大国・日本」復活の切り札となる「次の主役」
人はいるのに店は「ガラガラ」
平日の午前11時、JR舞浜駅の改札を出ると、平日とは思えない多くの人でにぎわっていた。東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドは近年、売上高・利益ともに過去最高水準を更新しており、その勢いは駅前の混雑ぶりからも十分にうかがえる。
その駅の目の前に位置するのが、商業施設「イクスピアリ」だ。2000年に開業した同施設は、約140のショップやレストラン、映画館を備え、ディズニーリゾートライン「リゾートゲートウェイ・ステーション」直結という好立地にある。
しかし近年、ネット上では「テナントの入れ替わりが激しい」「人が少ない」といった声も目立つ。実際に現地を観察してみると、舞浜駅からの人流はランド側とイクスピアリ側でほぼ半々に分かれていた。一見すると、イクスピアリも一定数の人に選ばれているように見える。
ところが、モノレール乗り場とイクスピアリへ向かう分岐点に差し掛かると様子が変わる。体感では約7割がモノレールへ流れ、イクスピアリへ向かうのは3割ほど。さらにゲートをくぐると、人の密度は明らかに落ち着いた。
これだけ舞浜全体がにぎわっているにもかかわらず、なぜイクスピアリは「ガラガラ」だと言われているのか。その理由を探るため、さらに施設の奥へと足を進めた。


