セルフでできる睾丸マッサージと睾丸呼吸を伝授

【清水】姿勢は気功立ち、または椅子に浅く座る、背中にクッション等を当てて壁に寄りかかって座る、仰向けになって膝を立てる、等どれでも良いです。湯船に浸かった状態でも良いでしょう。呼吸は吸うときは鼻から、吐くときは口からが理想ですが、最初は楽な呼吸で構いません。まずはウォーミングアップのふいごの呼吸から始めていきます。

※ふいごの呼吸は睾丸(女性では卵巣)を活性化させ、そのリバースは前立腺(女性では子宮)を活性化させます。

1)気功立で、軽く拳を握り胸の前。

2)両腕を外方に開き背中を反らせて顎は引いたまま息を吸う。

3)両腕を閉じ背中を丸めて息を吐く。

4)リバース(同じ動作で逆の呼吸を行う)

睾丸マッサージ
1)睾丸を掌で包み込んで軽い痛みを感じるまで握って離します(数回)。
2)陰茎の根元を二指(どの指を使っても可)で挟み上下・左右に(各50回)引きます。
3)最後に軽く四指で睾丸を叩きます(このとき、他方の手で陰茎を邪魔にならないように上方に寄せておくといでしょう)。

睾丸呼吸
1)リラックスして睾丸を感じます(睾丸がウズウズしたり微妙に動いているのを感じたらなお良い)。
2)睾丸を下腹部に向かって引き上げるのをイメージして息を吸います(息を吸う時にお腹が膨らむ)。
3)睾丸がゆるんで下に下がるのをイメージして息を吐きます(息を吐く時にお腹が凹む)。
4)リバース。逆の呼吸も試してみます(息を吸いながら睾丸を引き上げお腹が凹む。息を吐きながらお腹が膨らみ睾丸が下がる)。
5)次に息を吸いながら睾丸を引き上げたら、そのまま睾丸から吸い上げた空気が仙骨~背骨(腰椎・胸椎)を通って頭頂まで上がり、吐く息で顔~胸~お腹を通って睾丸に戻り、睾丸が下がるのをイメージします。
6)さらに目の動きを加えて、吸い込んだ空気の動きを、眼球を動かして追っていきます。

※頭頂を通って一周できなくても、最初は背中の途中くらい(おへその裏側か腎臓の位置)で睾丸に戻しても構いません。

清水まに(しみず・まに)

2000年、チェンマイのタイ・マッサージ・スクール「ITM」にてレベル1~4を修了。バンコク・ワットポー・スクールにてフットリフレクソロジー・コースを修了し、現地アシスタントを務め、翌年タイ政府公認校「ITM」の日本分校資格取得。「ITM長野」設立。2013年、中国タオの伝統療法「チネイザン」(気内臓)に取り組み、翌年、タイ政府公認UHTチネイザン・プラクティショナーとなる。現在、名古屋を拠点として、タイ古式マッサージスクール講師を務め、その普及に取り組む。施術も随時受付中。

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