▼習慣編
昼寝、外食、飲酒……続けてよい行動は
なぜ役員のほうが、毎日実践するのか
「昼寝」は役員・平社員とも2割以上が毎日しており、約6割の人が生活に取り入れているようだ(図1)。
「日中眠い場合は、17時までに10~15分程度の短時間仮眠をとるといいでしょう。家に帰ってからソファでテレビを見ながらウトウトするのは最悪。いざ本格的に眠ろうとしたときに、寝付きが悪くなるうえ、眠りが浅いので夜中に何度も目がさめ、それでまた日中に眠くなるという悪循環に陥ります」
読書についても平社員より役員のほうが習慣化している(図2)。
「幅広い教養がなければ役員になれないという証しでしょう。ただ役員は、5割以上が毎日外食をしていて(図3)、飲酒も6割以上が毎日(図4)。睡眠負債とあわせて考えると、体調は大丈夫なのかと、心配せざるをえません」
「運動」を習慣化しているのは平社員の半数未満に対し、役員は6割以上が行っている(図5)。
「いい睡眠には、適度な運動が必要です。ただし、起床後すぐに激しい運動をするのはNG。血圧が急激に上がり突然死を招いたり、自律神経が乱れたりしかねません」