昨年、ボーダレス・ジャパンは新しいパーパスを発表しました。そこには課題先進国と位置付けられる日本に対する田口社長の強い思いがありました。(2024年6月17日レター)

ボーダレス・ジャパンでは、2007年の設立後、「社会起業家の数=解決できる社会問題の数」という考えのもと、社会起業家を生み出しサポートするプラットフォームとして仕組みをつくってきました。15年ほどソーシャルビジネスという言葉を使い続けてきたわけですが、その概念は着実に広がってきており、ソーシャルやサステナブルへの意識は高まっているように感じます。

しかし、ビジネス全体でみてみると、売上・利益の最大化を目指す拡大志向は変わらず、気候変動や格差の拡大といった様々な問題が引き起こされているのも事実です。課題先進国と位置付けられる日本で、この先も円安や物価高が続くとなると、不安な気持ちを持つ人々が増えていくことを危惧するようになりました。

(構成=今井道子)