忙しくても健康を維持するにはどうすればいいか。脳神経外科医の築山節氏は「通勤時にいつもより一駅前で降りて歩くだけでも十分意味がある。できるときにできるだけ歩こうという意識が脳の活性化につながるからだ」という――。
※本稿は、築山節『75歳の現役脳外科医が教える 一生脳が冴える歩き方』(宝島社)の一部を再編集したものです。
歩けば血流が促進されて脳が冴える
散歩やウォーキングといった「歩くこと」は、脳を冴えさせるうえで非常に有効な手段です。
歩くことで血流が促進され、脳に酸素と栄養がしっかりと運ばれるようになります。また、一定のリズムで身体を動かすことが、思考を整理し、新しいアイデアを生む助けにもなるのです。
しかし、「少し息が上がるくらい、しっかりとした散歩じゃなければ意味がない」「『万歩計』というくらいだから、毎日1万歩目安で、決まったコースを歩かなければ」といった形式にとらわれてしまい、かえって歩くことから遠のいている方も多いのではないでしょうか。
とくに社会人の皆さんは大変お忙しい日々を送っていますから、まとまった時間を取ることが難しく、それが心理的なハードルになってしまいがちです。

