法則1●「判断する」スピードが速い

何歳からでも地頭は鍛えられる

「地頭のよさ」が、広く注目されています。社会環境が目まぐるしく変化していく中、企業にとっても既成概念にとらわれず、新しい経営課題に柔軟に対応できる地頭のいい人材が、求められているからと考えられます。そのように、地頭のよさとは、一般に本質的な知的能力を指すわけですが、そこには、「生まれつきの頭のよさ」といった意味合いも、多分に含まれていることがおわかりになるでしょう。

地頭のよさは、先天的に決まるものと思われがちですが、私は、そう考えていません。学習法や生活習慣、メンタリティなどを改善すれば、地頭はいくらでもよくすることが可能です。もちろん、社会に出てからでも、「地頭がいい人」になれるのです。というのも、かく言う私自身が、後天的に地頭がよくなった好例だからです。

私は高校2年生のとき、偏差値が35という「落ちこぼれ」でした。大学受験にも失敗して2回浪人しましたが、受験勉強のやり方を工夫することで、東京大学(以下、東大)に合格できたのです。東大に入れなかったからといって、頭が悪いとは限りませんが、大学受験の最難関である東大には、「頭がいい人」しか入れません。