ビジネスチャンスを掴む“グーグル使い倒し術”とは

公認会計士と聞くと、たいていの人は「会社の決算が適切な会計処理で行われているかどうかを厳格に監査するプロフェッショナル」と思い抱くことだろう。しかし、そんなイメージを柴山さんに当てはめて初めて会うと、見事に裏切られる。

「どこにビジネスチャンスがあるのか」「どうしたら利益を伸ばせるか」など、経営者的な言葉が次々と口をついて出てくる。それもそのはず。柴山さんは大手監査法人を辞めた後、起業と撤退を経験するため、鯛焼き屋を始めた変わり種なのだ。

2004年6月から新規顧客の開拓を目的に、会計の観点で時事問題を解説するメルマガの発行を開始。「数ある自動車メーカーのなかで、なぜトヨタだけが突出するのか、その理由を財務分析しただけでも反響が大きかった。当初26人だった購読者は5万5000人を突破した。本書の企画もメルマガの発想がベースになった」という。