ゴールがなければ走り続けることはできない

成果をつくり継続するために設定しなければいけない大切な項目がある。

それが「ゴール」だ。ゴールがなければ、どこまでやればいいかわからない。クリアするための具体的な戦略も立てられない。だから、なかなか続かない、すぐに諦めてやめてしまうということが起こるのだ。

よく考えてみて欲しい。

もしもマラソンのゴールが42.195kmと決まっていなければどうなるだろうか。みんなで一斉にヨーイドン。いつまで続くかわからない道のりをひたすら走り続ける。

これではどこで力を入れて、どこで力をためるべきか、ペース配分もわからない。ゴールが決まっているからこそ、そこに向かって作戦を立て、最後まで走りきることができるというものだ。

継続力を高めるためにも、やることを決めたら、やることのゴールは何かを明確に設定する。まずは、そこからスタートしよう。

いつまでに何をやるのか、期限とゴールを明確に定める

たとえば、SNS発信で認知や影響力を身につけようと決めたとする。「一生懸命頑張って発信しよう」、「オモシロイ企画に挑戦してみよう」と決意する。でも、これではなかなか続けていくことはできない。「なぜやるのか」という目的に立ち返り、目的を達成するための「ゴールとは何か」を定量(数値的に捉えること)的に設定していく必要があるのだ。

「発信による認知でサービスを知ってもらい、売上を作りたい」

そんな目的があるのだとすれば、「いつまでに(期限)」「何をやるのか(ゴール)」、期限とゴールを定めていく必要がある。たとえば、1年後に月間5件の新規売上の獲得、こちらを期限とゴールに設定したとする。

そのために必要なフォロワー数や発信数を設定すれば、「半年後にはここまで」、「今月にはここまで」という数字が見えてくるはずだ。後はゴールを達成するための具体的なアクションを1日単位にまで落とし込めば、「今日何をやらなければいけないか」が明確になる。

ただやみくもに行動するよりも、ゴールに近づいていく行動がわかることで納得感が生まれる。ゴールに向けて継続しようという意欲につながっていく。継続には期限とゴールが不可欠だ。まずはここを理解し、続ける力を身につけていってもらいたい。