イアン・ブレマーらも2人の「姿勢」に注目
政治学者のイアン・ブレマーも同じ2つの画像を投稿し、「金正恩が北朝鮮国民以外からこのような姿勢を引き出すことはそうそうない」と述べた。
作家のジェフリー・フィッシャーもXにこう記している。「ボディランゲージがすべてだ。ベラルーシがロシアに迎合していることを考えると、2枚目の写真(プーチンと金正恩の会談写真)は何を示唆しているのか。これほどまでに彼は落ちぶれた。プーチンには金が必要なのだ」
ボディランゲージの専門家であるジュディ・ジェームズは英紙サンに対し、金の強烈なアイコンタクトと「シャープなスーツから大物らしい歩き方まで、全体的な佇まいが確固たる自信に満ちている」と語った。
ジェームズは、写真撮影のために座っているときの姿勢は、どちらも「両足を広げている」が、金は「より対称的」だと述べた。また、プーチンはジャケットのボタンを外していて「会談に対してよりオープンに見える」が、ジャケットのボタンを留めている金は、「手の内を見せないようにしているようだ」と指摘している。
当記事は「ニューズウィーク日本版」(CCCメディアハウス)からの転載記事です。元記事はこちら