資産形成を考えたとき、会社員にしかない「武器」がある。米国公認会計士の午堂登紀雄さんは、「会社員は安定収入という信用があるため、銀行の融資を受けやすい。そうしたサラリーマンこそ不動産投資を検討するべきだ」という――。

※本稿は、午堂登紀雄『お金の壁の乗り越え方 50歳から人生を大逆転させる』(かんき出版)の一部を再編集したものです。

大きな会社と大きなお金
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不動産投資は有効な「長期安定の不労所得」

株式投資もFXも、どうしても金融市場の影響を受けます。その動きは比較的激しく、やはり相場のチェックは欠かせないなど、それなりの手間はかかります。

そのため、長期安定・半自動的に不労所得を得るという意味においては、不動産投資、つまり賃貸経営が最も有力な方法のひとつだと感じます。

不動産投資は資金的にも心理的にもハードルはぐっと上がりますが、そうした障害を乗り越え、一度飛び込んでしまえば、あとは仕組みが稼いでくれるようになります。

今、私が不動産投資に費やしている時間は、1日あたり1分もありません。昨日もゼロ、先週もゼロ、先月もゼロです。所有していることすら忘れ、たまに通帳記帳をすると、しっかりお金が入っているという、そんな状態です。もちろん、たまに入居者が入れ替わったり、修繕が発生しますから、そのときは対応が必要ですが、それ以外は何もしていません。優秀な管理会社に任せることで、自由を得ているのです。

物件取得のスピードは個人の資金調達能力(自己資金の額や年収など)に依存しますが、時間さえかければ、成功の再現性が極めて高い投資対象だと感じます。