<strong>ホッピービバレッジ常務取締役 加藤木 隆</strong>●1952年、茨城県生まれ。建設機械のリース業、サンドイッチ専門店を経て、79年コクカ飲料(現・ホッピービバレッジ)入社。調布工場長も兼ねる。
ホッピービバレッジ常務取締役 加藤木 隆●1952年、茨城県生まれ。建設機械のリース業、サンドイッチ専門店を経て、79年コクカ飲料(現・ホッピービバレッジ)入社。調布工場長も兼ねる。

常務取締役兼調布工場長の加藤木隆は製造だけでなく、衛生面での改善提案も積極的に行い、徐々に頭角を現していく。

成長する市場には、必ず後発組が参入する。82年に、他の飲料メーカーが、焼酎を割るためのフルーツ風味の商品を売り出す。これが飲みやすく、若い女性の支持も受けた。ホッピーは苦戦を強いられるようになる。

(小原孝博、市来朋久=撮影)