ChatGPTの登場で語学の学習法が大幅に変わりそうだ。うまく使いこなせば、英語が苦手な人でも大逆転できる可能性がある。「英語の達人」に使い方を聞いた。「プレジデント」(2023年6月30日号)の特集「完全図解 ChatGPT仕事術大全」より、記事の一部をお届けします――。

うまく質問をすればAIは「先生」になる

英語学習は、生成AIの出現によって大幅に便利になりました。ChatGPTは、さまざまな使い道があり、私も頻繁に使っています。

英語学習における基礎知識は「単語・文法・発音」で成り立っています。その3つの土台の上に、「話す・聞く・読む・書く」の4技能があります。

基礎知識を習得するには時間がかかりますが、AIを使えば、効率よく学ぶことができます。読み書きからスピーキングの練習まで、幅広い使い道があります。上手に使いこなせば、英会話スクールに通わずとも、英語学習の大部分を独学で行える可能性があるでしょう。

ChatGPTは英語でやりとりしたほうが回答の精度がグンと上がると言われていますが、英語学習に使う際には、日本語、英語のどちらで質問しても、回答の内容は大きく変わりません。日本語であっても、英語であっても、問われるのは「質問力」です。

ではいったい何を聞けば、英語学習の効率が上がるのでしょうか。実は、質問の仕方そのものも、ChatGPTが答えてくれるのです。ChatGPTを使えば、どんな勉強ができるかに加え、具体的な質問案を提案してくれるのです。

勉強法全般 勉強法を提案してほしいとき

「プレジデント」(2023年6月30日号)の特集「完全図解 ChatGPT仕事術大全」では、情報収集、アイデア出し、議事録作成から気を遣うメールの作成まで、マネするだけで使える魔法のプロンプトを一挙に紹介する「これからの常識!『ChatGPT仕事術』やさしい授業」、健康相談、旅行プラン、節約術から孤独対策まで「AIで、ここまでできる! 家族の日ごろの悩みを全解決」など、AIを味方にする活用法が満載です。ぜひお手にとってご覧ください。