最新の調査によると、英語力の違いで「50代男性で年収280万円の差」「50代女性は120万円の差」「金融業界は368万円の差」など、年収と英語力の関係性が明らかになった。年収を上げる最短の方法は、「仕事の成果」より「TOEICの点数アップ」である。2月24日(金)発売の「プレジデント」(2023年3月17日号)の特集「英語0秒勉強法」より、記事の一部をお届けします――。
英語力を上げれば年収も上がる!
当社はバイリンガル向け転職サイト「Daijob.com」登録者の英語力と、企業からのスカウトのデータを基に、英語力が年収・キャリアに与える影響について、毎年調査をしています。約2万5000人を対象に行った直近の調査では、企業からスカウトを受けた登録者の76%が、英語レベルが「ビジネス会話以上」(TOEIC L&Rテスト735点以上)でした。
また、企業からスカウトを受けた人材の平均年収を英語力の違いで比較すると、男女ともすべての年代で英語力の高さに年収が連動している結果となりました。最も差がついたのは男性の50代で、英語レベルが「ビジネス会話以上」は年収1038万円、「日常会話以下」(同テスト730点以下)は年収758万円と、280万円もの差がつきました。男性の30・40代、女性の50代も年収で100万円以上の差がついています。
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