悪魔の傾聴は恋愛の場面で使うときは慎重に

出会ってすぐに目視ができた自傷を瞬時にキーワードにして、その傷を負った理由を聞きました。その傷を負うことになった理由からはじまって、結果的に過酷な語りが繰り広げられて、いまAV女優になった理由も判明しました。

壮絶な自傷。

(WHY?)イジメられっ子。母親からの虐待。

(HOW?)有名AV女優になって見返したい。

自傷の理由を聞くことに躊躇する人がいますが、筆者の経験からいうと、基本的に拒絶されることはありません。実際に50人くらいに自傷について聞いていますが、語ることを拒絶されたのはいまのところゼロです。ビジネスではこのような場面は少ないでしょうが、恋愛や友達、教育現場や福祉の相談援助などでは普通にあることです。

悪魔の傾聴は相手との人間関係に変化が起こるので、恋愛の場面だけは自傷の理由を聞くことは慎重になったほうがいいかもしれません。相手の傷に飲み込まれて、自分自身の生活に影響を及ぼす可能性があります。自傷の理由を聞くことは、その人の本音を引きだすためには非常に有効です。相手に傷があるかチェックし、恋愛の場面以外だったら、ためらわずに聞きましょう。

POINT
「カラダの傷」は必ず質問する
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