別に教えられた通りにやらなくてもいい

洗濯は教えられた通りにやらなくてもいいのです。自分に合ったやり方を見つけるために、自分に質問をしてみましょう。

洗濯について、どんな先入観を持っていますか? 道徳的に正しいと思っていることはありますか? 大人としてのやり方があると思いますか? そんな考えを捨てるとき、自分自身にとってうまく機能してくれる洗濯の方法を見つける可能性が見えてくるのです。

洗濯物は本当にすべて畳まないといけないのでしょうか? 下着、赤ちゃんの服、運動着、パジャマは引き出しの中や、清潔なランドリーバスケットの中に突っ込んでおいたとしても問題はありません。しわがついてほしくないものはハンガーにかけ、残りはバスケットに入れるか、引き出しの中に入れ、いつでも取り出せるようにしておけばいいでしょう。

洗濯物は常に畳んで、引き出しに入れなくちゃいけないのでしょうか? それは誰が言ってます? 畳んで、ランドリールームに置いておくとか、きれいなバスケットに入れておくことで満足できるのなら、ステップを増やしてそれを引き出しに入れる必要があるでしょうか。

洗濯は一気にする必要がありますか? それとも生活必需品を毎日少しずつ洗濯するほうがいいのでしょうか?

洗う前に仕分けすることで、仕上がりが早かったり、洗濯が楽しくなったりするでしょうか?

洗濯が楽になるからといって、衣類の数を減らしていいですか? しわにならない服を買って、乾燥機に入れっぱなしにしてもいいようにしたいですか?

もし余裕があれば、このタスクを完全に外注して、素晴らしい人生を歩んでみたいとは思いませんか? 毎週、あるいは隔週で洗濯をしてくれる誰かを雇うのもいいかもしれません。何もかも持って、洗濯して畳むサービスのあるコインランドリーに行くのもいいかもしれません。

洗濯物を一枚ずつたたんでいる女性
写真=iStock.com/Grandbrothers
※写真はイメージです

ワードローブを減らす方法

クリエイティブな洗濯システムはたくさんありますが、山となった洗濯物を前にしてどうしても体が動かず、新しいシステムを導入することなんて不可能に思えるのなら、すべてを専門家に任せることも大事です。もしその予算があって、すべてを白紙の状態に戻すのがあなたにとって大切だと思ったら、やってしまえばいいのです。

ワードローブを減らす利点を言う人は多いですが、それ自体が骨の折れる作業で、何もできない人のやることとしては難しいのではと思います。しかし、クローゼットを縮小したと見せかけ、そのうえすべての利点を得ることだってできます。

面倒くさい意思決定プロセスなんて必要ありません。1週間分の衣類を選び、それ以外は、あなたが対処できるときまで、袋の中にしまっておきます。洗濯する日を選び、気分が乗れば、アイテムを追加してもいいです。

衣類が少なくなったことでスペースを得られると気分が良く、新しい小さなワードローブの維持がしやすくなるでしょう。