結婚相手にはどんな人を選べばいいのか。オタク婚活コンサルタントの横井睦智さんは「結婚を果たしたカップルのほとんどは知的感覚に共通点をもっている。たとえば『休日に何をしている?』と質問すれば、相性のよしあしがわかる」という――。(第4回)

※本稿は、横井睦智『オタク婚活はじめます』(すばる舎)の一部を再編集したものです。

離れていくカップル
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アニメと一緒、婚活は「2話目」が重要

毎年、春や秋になると、新アニメが始まります。アニオタの人は、興味を抱いた新アニメの第1話を視聴し、その出来しだいで、第2話以降を観続けるかどうか判断する人がいるでしょう。

アニメの第1話はたいてい、登場人物の簡単な自己紹介と、つづきを観たくなるような余韻を残して終わります。そのため、第2話まではチェックし、そこで「クソアニメだ」と判断したら、視聴をやめるケースもあります。

婚活においては、初めての出会い(お見合い)が第1話にあたります。お見合いの際は、天気の話やくだらない雑談をする程度にとどめ、次回以降も会ってみたいと思わせることが大切だとお伝えしました。

婚活の1話目がつまらなかったとしても、相手に不快感がなければ、できるだけ2話目(交際)に進むようにしてください。2話目から急激におもしろくなるアニメもありますよね。

交際をスタートさせたら、少しずつ自分のことも話すなど、自己アピールをしていきます。とはいえ、最初からガッツリ丸1日かけてデートするのは控えましょう。まだ、ほとんど他人です。他人と丸1日同じ時間を過ごすのはしんどいものです。2時間程度、食事をしてから散歩するくらいがちょうどいいと思います。

もし、相手のことが「つまらない」「もう会いたくない」と思ったら、すぐに交際を終わらせてもかまいません。人生の時間は有限です。

婚活の時間も有限です。ムダな交際を続けるより、ギャルゲーや乙女ゲーのように新しい出会いを求めるほうが成婚の可能性が高くなります。

婚活男性が「つまらない」と思われる理由

もちろん、あなたのほうが「つまらない」と思われ、交際が終了するケースもあります。特に婚活する男性が「つまらない」と思われる一因は、「起承転結」で交際を進める傾向があるからです。