そんな男性は結婚相手としてふさわしくないので、すぐに嫌われて、交際終了となります。すると、「僕のどこがダメなんですか! 相手に理由を聞いてください!」と私に詰め寄ってきたり、ストーカーまがいのことをして厳重注意される人もいます。

交際できたことに「うれしくてはしゃいでしまう」のはわからなくもないですが、常軌を逸しています。心当たりのある人は、十分に注意してください。

感情の起伏が激しいと自覚している人は、まず「自分は感情のバランスを取るのが難しい」のだと、自分の性格を認識することが大切です。

いま感情的になったなと感じたら、ひと呼吸おいて、理論的に物事を考えるようにしましょう。

議論する男の手
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感情電波は抑えて、相手の電波を拾う

婚活は理論的なものです。ルーティンは決まっており、ルールがあります。

感情ではなく、理論的に考えなければなりません。もちろん、感情を一切なくすことなどできません。利己的な感情を極力排除し、相手の感情を受け入れる余裕がなければなりません。

無線機と同じです。感情という電波を高出力(強いパワー)であなたが出し続けると、相手の受信機はあなたの感情しか受信できなくなり迷惑です(ウザいです)。だから、まずはあなたの感情電波は抑えて、相手の電波を拾うようにしてください。

相手があなたに何を伝えたいかがわかります。そこで初めて、あなたは同じ出力で電波を返せばいいのです。これをルールにすれば、暴走しがちな人も感情のバランスが取れます。

結婚相談所は、婚活アプリに比べて、ルールに則って利用していけば感情をコントロールできるようシステム化されています。感情むき出しで暴走しがちな人は、信頼できる仲人やコンサルタントを見つけて婚活を進めていくほうが失敗は少ないでしょう。

ノートを利用して相手を分析するメリット

ギャルゲーや乙女ゲー感覚で「並列交際」を続けていくと、いろいろなタイプの異性と会うことになります。会っていくうちに、自分はどんな人との結婚に向いているのかと悩み、だんだん疲れてきて、「私は本当に結婚したいのか」と混乱してくる場合もあります。

そんなときは、頭の中を整理するために、ノートにまとめることをオススメします。特に、相談相手もなく一人で婚活をする場合は、頭で考えるだけでなく、ノートにまとめることが効果的です。

ノートに書くことにより、考えや感情が整理されて、婚活の現状を分析することができます。その際、パソコンやスマホでなく、手書きのノートだとなおよいです。

手書きだと、文字に感情が出ます。怒っているときと冷静なときに書いた文字では、違いがはっきりしているものです。のちに見返すと、自分が相手にどんな感情を抱いていたか、分析することができます。