こういう文体こそ自己PR文の「お約束」なのだ、といえばそれまでですけれど、私ならもっとやわらかく書きます。
「やさしい文章」を書けるのは、頭のいい人である証拠だ
読み手に負荷をかけない「やさしい文章」が書けるということは、頭のよさの証拠。また、大量の書類に目を通す採用担当者への思いやりでもある。
必ず好印象に結びつくはずです。テクニックがあればこうなります。
前職で2年4カ月働いてわかったことは、仕事の楽しさと厳しさです。
接客や販売など、さまざまな仕事をやってきて思ったのは「後方支援こそ、私が力を発揮できる分野だ」ということでした。サービス業の後方部門で現場をバックアップすること。これこそが私の適職だと思います。
お客さんとのやりとりで学んだことを、この仕事に活かすつもりです。また次の職場でも、明るい気持ちでどんどん人と関わっていこうと心に決めています。
必要な知識やスキルは、現場でできるだけ早く覚えて、「即戦力になる」と評価してもらえる社員を目指します。
読みやすいだけでなく、就職活動にありがちな「建て前をずらずら並べた感じ」も薄めることができました。
実際に、履歴書を読む担当者がどんな人かはわからないので、「これで確実にパスできる」なんてことは言えません。
それでも、10社のうち6社くらいは、「読みやすい文章が書ける=能力が高い」と評価してくれるでしょう。「読ませる力」があると、大事な局面でも少し優位に立てるのです。