深刻な経営危機にある日本航空(JAL)。政府は支援の条件として企業年金の減額を挙げているが、同社OBからの合意は得られていない。
企業年金とは在職中に退職金の一部を積み立て、退職後に年金として支給されるもので、法的に賃金の一部後払いととらえられている。支給額が決まっている「確定給付型」と、拠出額が定められて支給額は運用実績によって変動する「確定拠出型(日本版401k)」があり、JALの企業年金は前者である。
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(構成=高橋晴美 図版作成=ライヴ・アート)

