例年5月に短答式、8月に論文式の試験が行われる公認会計士試験。昨年11月に発表された2009年試験の合格者は前年比38.5%減の2229人に急減した。

この合格者抑制の方針を打ち出したのは、金融庁が招集している「公認会計士制度に関する懇談会」だ。その会では大学卒業を受験の要件にする案も出てきているという。

(構成=高橋晴美 図版作成=ライヴ・アート)