2012年、米国と中国の関係は緊張と対立の新たな段階へ突入する。

11年は、過去10年間の対テロ戦争を通じて中東とアフガニスタンに国家の資源を投入してきた米国が、「アジア太平洋への回帰」を宣言して、大きな戦略的シフトを印象づけた年だった。