「質問にも答える機会があった方が良かった」
秋篠宮は誕生日会見で小室圭さんと週刊誌報道に対して不信感を露わにした。
これまでも秋篠宮は毎年の誕生日会見で、長女・眞子さんの結婚問題について、さまざまな形で語ってきた。
だが、今回のように眞子さんの夫である小室圭さんに、冷徹な言葉を使うことはなかった(出典は朝日新聞デジタル11月30日 5:00)。
10月に小室圭さんとひさしぶりに会った時のことを、「印象ですが面会していた時間が20分位でしたので、何か印象に残ることというのは特に私にはありませんでした。ごく普通の会話をいたしました」とそっけない。
娘の結婚相手と3年以上ぶりに会って、通り一遍の挨拶しかしなかった、それも20分程度というのは、秋篠宮の圭さんに対する“不快感”が滲み出ているように思う。
秋篠宮は以前から、結婚する段階になったら、金銭トラブルの経緯を含めて国民にきちんと話すべきだといってきたが、圭さんが出した長文の文書に対しても、
「この春に娘の夫がかなり長い文書を出したわけですね。(中略)私の個人の考えとして、あれを読んでみんながすぐに状況を整理して納得できるというものではないと私は判断しました。そのことから、三つの(皇室=筆者注)行事を行わないこととしました」
説明が不十分だったといい、さらに、入籍直後に行った2人の記者会見も、
「私としては自分の口からそのことについて話をして、そして質問にも答える、そういう機会があった方が良かったと思っております」
会見のあり方、小室圭さんが金銭トラブルについて口頭で説明しなかったことに対して、強い不満を口にしている。
勝手にやってくれといういい方に聞こえる
2人が日本を離れニューヨークで暮らすことについても、
「本人たちがアメリカで生活すると決めたわけですから、それが本人たちにとって一番良いことなんだろうと思っています」
記者から、父親としてどういう思いで送り出したのかと聞かれても、
「そうですね。どのような気持ち。元気で暮らしてくれればいいなという気持ちでしょうかね」
自分の意に沿わない結婚をしたのだから、勝手にやってくれという突き放したいい方に、私には聞こえる。
2人の結婚直後に出した秋篠宮の「コメント」の中にも、2人の結婚を祝福するという言葉はなかったが、ここでも、祝福、幸せに暮らしてほしいという、普通の親ならあってもいい言葉が出てこなかった。