そのカネの出所はどこか、眞子さんのポケットマネーからではないかというである。週刊文春(12月2日号)で皇室ジャーナリストの神田秀一氏がこういっている。
「じつは皇族の金銭のやりとりは『皇室経済法』で制限されています。そのため、眞子さんが皇族でいる間は、解決金支払いへの援助は難しかった可能性が高いのです」
週刊文春によれば、皇室経済法では、買い物などの私的な経済行為や礼儀上の贈答などを除き、宮家の成年皇族が金銭を賜与できるのは1年度につき160万円までと定められているそうだ。
従って、眞子さんが圭さんに400万円を援助できるのは皇籍を離脱した後ということになるため、解決金の支払いが渡米ギリギリになったのではないかというのだ。
蓄えはそう多くは残っていないのではないか
週刊文春は、小室圭さんへの金銭援助はこれだけにとどまらず、圭さんの帰国の飛行機代、2人揃って渡米した飛行機代、結婚会見の場となったホテル代、弁護士費用、さらには授業料や寮費、司法試験の予備校費、ニューヨークでの生活費を援助してくれた、圭さんが勤めていた奧野総合法律事務所への借金などを含めると、約2700万円になるのではないかと試算している。
その上、眞子さんは毎年受け取る皇族費を貯めていて、1億円近くになるという報道があるが、宮内庁関係者は現実的ではないといっている。
「これは眞子さんの個人財産ではなく秋篠宮家の営みに使われるもの」だそうで、毎月10万円ほどといわれているインターメディアテクからの給料と、秋篠宮家や祖父母から一定の持参金をもらっていると考えられるから、「それなりの蓄え」(同)はあると考えられるというのである。
したがって常識的に考えれば、彼女の蓄えは億というにはほど遠いと思わざるを得ない。家賃が報じられている通りだとすれば月50万円。光熱費や食費などを入れると月に70万円から80万円は必要になると推測される。
一般人になって渡米したのだから、2人を放っておいてやれよという気持ちは、私にもある。だが、私のように眞子さんの父親(祖父か?)のような気持ちで、危なっかしい2人の愛の逃避行をハラハラしながら見ている者にとっては、誰もいわないのなら私が代わりにいってやらねばという気持ちがある。
2人が平穏に暮らせるのは、まだ先になりそうだ。