元婚約者を前に圭さんは「悲しい。ショックです」

ところで話は遡る。小室圭さんが渡米直前、母親の元婚約者との話し合いに臨み、解決金について合意した際のやりとりを週刊現代(11月27日号)が報じていることに触れたい。

11月12日夜8時。東京・港区にある小室家代理人弁護士の事務所の一室で、圭さんと母親・佳代さんの元婚約者A氏(72歳)が対面した。

だが、対話はほとんどなく、ほとんど圭さんがA氏に向けて、「悲しい。ショックです」という言葉を漏らすだけだったようだ。

「俯くA氏に向けて、圭さんは『ハアー』と深くため息をついて続ける。『私たちとの関係をマスコミでお話しされたことがショックで、ショックで……。この件についても、直接ご連絡をいただけると信じていたんですが、なぜかメディアで話が出てきて、悲しかったです。ただただ悲しかったです』」(週刊現代)

気持ちは分かる。話し合ってから3年以上もたって、眞子さんとの婚約が内定すると、週刊女性に金銭トラブルを垂れ込んだのだから、A氏の行動は「カネ目当て」といわれも致し方あるまい。

圭さんと母親が「悲しい」という気持ちは本音であろう。

「貶めようと思ったことはない」とはどの口でいうのか

それに対して元婚約者のA氏はこんなことを圭さんにいったそうである。

「僕は自分の話をメディアに売り込もうとしたことはありません。まさか、話したことがみんな記事になるなんて知らなくて……僕自身も恐ろしかったけれど、そのことで圭くんと眞子さんとの結婚にも影を落としてしまって、申し訳ない。ただ、僕は圭くんを貶めようと思ったことは一度もない。そのことはわかってほしい」

売り込まないで、週刊誌が勝手に書いたというのか? 週刊女性にはA氏が話したと、はっきり書いてあるではないか。こういうデタラメなことを平気でいうから、小室母子は会いたくなかったのだろう。あまりにも身勝手過ぎるいい分である。

週刊誌に金銭トラブルを話しただけでなく、佳代さんとの私信メールを多くのメディアに見せびらかし、おまけに小室家のプライバシーまで明かしたのは彼ではないか。

A氏がやるべきは、まず、小室母子に対して自分がしたことを深く詫びることであったはずである。「僕は圭くんを貶めようと思ったことは一度もない」とはどの口でいうのか。

文春は「お金の出所は眞子さんからではないか」

どのように見積もられたのか、解決金は約409万円だったそうだ。

「報じられている通り、圭さんとA氏はこの場で、

・小室佳代さんとA氏の間の金銭トラブルが最終解決したことを確認する。
・A氏は解決金409万3000円を受け取る。

この2点が記された確認書にサインした」(同)

平成・令和と続いた世紀の金銭トラブル問題は、ひとまず落着したが、大きな疑惑が残ったと週刊誌が報じている。