学校に行きたがらない子どもは、どんな思いを抱えているのか。不登校・引きこもり解消支援を行う寝占理絵さんは「不登校児の親に話を聞くと、お母さんがお父さんに不満を抱いているケースは多い。夫婦仲の悪さから親がストレスを抱えていると、それが子どもに影響してしまう」という――。
※本稿は、寝占理絵『不登校が解消できる 親の「働きかけ方」がわかる本』(日本実業出版社)の一部を再編集したものです。
子どもにとって親は一番身近な人生の先輩
大前提として、不登校や引きこもりの子どもは、人生を楽しいものだとは思っていません。大げさではなく、人生に絶望して、生きる自信を失い、追い詰められています。
そんな状態だからこそ、まずは、お母さんやお父さんが人生を楽しんでいる姿を子どもに見せて、「人生は素晴らしい」と態度で伝えてあげてください。
子どもにとって、親は一番身近な人生の先輩です。
実際に職場に不満を持っていたお母さんに転職をすすめて、お母さんがアドバイスどおりに転職した途端に、不登校だった小学校4年生の女の子が学校に通い始めたという例もありました。
ご夫婦の仲がうまくいかずに、親がストレスを抱え、それがそのままお子さんに影響してしまうことも少なくありません。ご夫婦がうまくいっていないと、子どもは不安になり、それが不登校につながることもあります。できれば、夫婦仲はよいに越したことはありません(難しいかもしれませんが)。

