2020年(1~12月)、プレジデントオンラインで反響の大きかった記事ベスト5をお届けします。仕事術部門の第2位は——。(初公開日:2020年9月1日)
時間をかけず、文章力を上達させるコツがある。『稼ぐ人の「超速」文章術』(Discover 21)を出した中野巧氏は「伝わらない文章の原因は、読み手の共感が得られていないから。5つのポイントを踏まえるだけで、手っ取り早く文章力を上達させることができる」という——。
屋外でノートパソコンを開き、議論する2人のビジネスパーソン
写真=iStock.com/AzmanL
※写真はイメージです

場面ごとにできる文章アップデート

「手っ取り早く文章力をアップデートしたい!」。しかし、文章が上手くなりたいと思っても、いったいどこから手を付けていいのかわからない……。

私は、そんな悩みを抱えた5万人以上のビジネスパーソンなどに、文章のノウハウを伝えてきました。

これから紹介する「5つの文章のコツ」を知るだけで、あなたの文章はさらに伝わりやすくなります。「ダメな文章(ダメ文)」と「改善された文章」の具体的なビフォー・アフターを比較しながら、解説していきます。

1.主語を「あなた」にする(シチュエーション:営業メール)
2.「?」を乱用しない(シチュエーション:メール)
3.1文は50文字以内(シチュエーション:ブログ)
4.相手に負担を与えない(シチュエーション:Facebook/LINEメッセージ)
5.「説教」しない(シチュエーション:ランディングページ)

ビフォー・アフターは、違いのコントラストを出すために、ダメ文ポイントをオーバーに表現している部分もありますが、比較しながら、あなたの文章のアップデートにお役立てください。