説明できるコーディネート
朝、家を出るときに「この靴でよかったかな」なんて迷いがあると、一日中気になってしまうことってありますよね。なにかと納得のいかないファッションだったり、不安な要素があると、それは顔の表情や態度に出てしまいます。
そうならないために、「値段が云々」という理由だけで洋服を選ばずに、「自分はこれが好きだから」という理由で選んでいくことを大切にしたいと思っています。
私がいつも気をつけているのは、意思を持って洋服を選ぶこと。もちろん安いものも大好きですが、買い物をするときには値段だけではなく、自分がなぜそれを選んだか、説明ができることをポリシーにしています。
毎朝、起きてからその日に着るものを選ぶときにも、「今日はこんな格好がしたかったからこれをポイントに着てみました」と“説明できるコーディネート”を心がけています。そして、最後に玄関先に置いた大きな全身鏡でチェックしてから家を出ます。
同じファッションでも、着る人の気持ち次第で見え方が全く違ってくるような気がします。ただ、最低限気をつけたいことは、不自然なシワがないようにアイロンをかけたり、シミがないかチェックしたり、毛玉を取ったり、きちんと手入れをすること。
昔、人に言われて印象に残っているのは、下着や袖、髪の毛や爪をきちんとしているとそれだけで大分印象が変わるということです。何かを足そうとする前に、まずは基盤をしっかりつくることが大事だと思います。