<人気ポッドキャスト番組に出演して王室を再び攻撃したヘンリー王子について、王室伝記作家がテレビ番組で辛辣コメント:キャサリン・アルメシン>
結婚式後のヘンリー王子とメーガン妃
写真=iStock.com/AdrianHancu
結婚式後のヘンリー王子とメーガン妃

ヘンリー王子は「洗脳」されており、家族である王室の人々を「罰する」ために「傷付けた」と、王室伝記作家アンジェラ・レビンは語った。

王子の伝記『Harry:A Biography of a Prince』の著者であるレビンは、テレビ番組「グッドモーニング・ブリテン」に出演。ヘンリー王子が出演したポッドキャスト「アームチェア・エキスパート」で語った内容について、王子は「洗脳されており」王室はもはや彼を信頼できなくなっているように感じるとした。

「ひどいことだし、本当に不快だ」と、レビンは語った。「自分の子供に、家族と関わらせないようにするなんて、とても良いことではない。言いようのない、冷酷な残酷さだ」

番組のホストの1人であるケイト・ギャラウェイが、ヘンリー王子はインタビューで自分の家族を標的にしたわけではないと指摘すると、レビンはこう答えた。「彼は自分が何を言いたいか、完全に分かっていると思う。彼は(王室の)彼らを罰するために傷付けたいのだ。もう王室は彼を信頼できないと思う」

今回、レビンがコメントしたヘンリー王子のポッドキャスト出演だが、そこで彼は王室について多数の暴露話を披露していた。父親であるチャールズ皇太子については、家系に付きまとう「痛みや苦しみ」の「サイクル」を自分に受け継がせてきたと語った。

2017年からすっかり様変わり

自らの長男アーチーは、チャールズ皇太子が自らを育てたのとは違う方法で育てると誓っていた。父親は「彼自身がそう扱われてきたように、私のことも扱っていた」という。

さらにヘンリー王子は、王室メンバーとしての人生について、映画『トゥルーマン・ショー』や動物園のなかで暮らしているようなものだったと語った。

レビンは、2017年にヘンリー王子の伝記を書く際、彼と直接やり取りをしていたという。様々な仕事で関わり、何度も本人を取材した彼女だが、当時のヘンリー王子は「素晴らしかった」と語る。だが現在は、すっかり様変わりしてしまったというのだ。

「1年以上も彼と過ごしたが、彼は素晴らしかった! 彼はポジティブだった。問題は抱えていたが、自分を被害者だと見なしたりはしなかった。現在はひどい洗脳にあっているように見え、最大の被害者になっている」