「朝食にバナナヨーグルト」は最強

セロトニンを高める食事栄養は、具体的にはトリプトファンというアミノ酸とビタミンB6です。トリプトファンは、バナナや納豆、ヨーグルトなどに含まれていますから、朝食でバナナヨーグルトをとるのは理にかなっています。ビタミンB6は、レバーやマグロの赤身に含まれています。夕食には意識して取り入れるとよいでしょう。

ヨーグルトにたっぷりのバナナ
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毎朝、規則正しい時間に食事をとっていると、だいたい1時間前ぐらいから胃腸などの消化器系の血流がよくなって活性化してきます。それを体が覚えてくると、朝もスッキリと目覚めて起きやすくなります。それだけ体の準備がととのうので、朝の2つの時間は、かなり重要なのです。

周囲の「年始のやる気モード」を見て焦りを感じたら

まわりに比べて、いまひとつやる気が出ない、そんなときはとにかく体を動かすしかありません。そのためには、散歩をするなど出勤前に体が動きやすくなる工夫をします。またたとえば、気分の上がる音楽を聴く、朝食は喫茶店のモーニングを食べるなど、いつもと違う演出をすることで、自分のやる気スイッチを見つけるようにします。そうすれば、いざ職場に行っても、しっかりと行動できるでしょう。

とはいえ、まわりにがんばっている人を見ても、焦らないことも大切です。新年からいきなりスタートダッシュされて、どんどん引き離されていくような感覚になって焦りがちですが、そこは焦らずに自分のキャパシティ以上のことは課さず、自分の今やれることをやれていればOKと考える。それでできないことは、誰かに助けを求めましょう。