コロナ禍でも“先生たち”は金と保身

また始まったよ、と思う方々のセンスは悪くない。ただあきれてしまうのは当然だろう。新型コロナウイルスの感染再拡大によって自粛生活を余儀なくされ、失業や収入減などで困窮する国民が相次ぐ中、羅針盤を示すべき国会議員のセンセたちは相も変わらず政争、政局に明け暮れている。「ポスト安倍」は誰にするか、次の選挙前に誰とくっつくのか。救国のために何をやるべきかではなく、国民を無視するかのような話題ばかりで暗澹たる思いを抱く人々は多いはずだ。

議会と曇り空
写真=iStock.com/kanzilyou
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コロナ対応で国民から見放された安倍晋三政権と対峙する野党は、このタイミングでも「野合」を繰り返すというから失望感は大きい。一体、この国の代表者たちは誰のために、何の目的で働いているのだろうか。そう、あまりにも残念な人たちなのである。国民にそっぽを向かれた安倍政権と「帰ってきた民主党」。あまりにも長すぎる「夏休み」に保身と政略に走るセンセたちの姿を見ると、わが国の未来に明るさを感じることはとてもできない。