職場で機嫌が悪い人がいると緊張する、細かいところまで気づいて仕事に時間がかかる……。「気にしすぎでは」と言われるけれど、なんだか職場がしんどい。そんな人はHSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)という気質の持ち主かもしれません。

疲れやすいあなたは「繊細さん」かも

HSPは、生まれつき繊細で、周りの人が気づかない小さなことにもよく気づく人たちのこと。私は現在HSP専門のカウンセラーをしており、彼らのことを親しみを込めて「繊細さん」と呼んでいます。私自身もHSPの1人です。

安心できる相手
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私の言う「繊細さん」は、アメリカの心理学者エレイン・アーロン博士が提唱したHSPがベースになっています。アーロン博士によると、この気質の根底には次の4つの性質がすべて存在しています。深く処理する(深く考える)、過剰に刺激を受けやすい、感情反応が強く共感力が高い、ささいな刺激を察知する。この4つです。

人間は誰しも「最適な刺激の強さ」というものがあります。たとえば、イヤホンの音量がどれくらいだと自分にピッタリかは人によって違います。そのように、大きめの刺激がちょうどいい人もいれば、小さめの刺激で十分な人もいます。繊細さんは、刺激をよく感じ取る人。だから小さな刺激が最適、というわけです。