自分がやったことは実は誰にでもできる
目標と工夫を明確にした私は、ほぼ週に1本、多い時で日に1本記事を投稿。それが着々とTwitterやはてなブックマークなどのSNSで話題になりました。そして4年で目標の2倍である2000万PVを突破した上、TBSラジオに出演したり、各地のメディアから寄稿の依頼を受けたりするなど、たった数年で、恐らくゲームを綴るブロガーの中で、私は最も有名なブロガーの1人に仲間入りできたのです。
ただゲームが好きなオタクが暑苦しくゲームを語っているだけでこれだけ活動の場を広げさせていただいた、というのは我ながら数奇な人生を歩んでいるなと思いますが、正直にいうとこれ、誰でもできます。
「推せる人」が必要とされている
具体的な才能も、本格的な訓練も積まなかった私が、この短期間でここまで来られたという事実は、「推せる人」がどれほど現代で必要とされているかの証左でしょう。
だからこそ、みなさんにも、自分の好きなモノ・ヒト・コトを全力で推してほしいのです。
嫌いなものより、好きなものを。ムカつく奴より、かっこいい奴の話をしてほしいのです。
あなたの好きな何かを推し、誰かがそれに共感する。誰かが推した何かに、あなたが共鳴する。そうして私たちの「いいね!」でネットを埋め尽くすことこそが、露呈したインターネットの限界を打破することになると、私は信じています。