日本の原子力施設の中で、今までに脚光を浴びたものの一つに高速増殖炉「もんじゅ」がある。

トラブル続きの高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)。(PANA=写真)

トラブル続きの高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)。(PANA=写真)

高速増殖炉とは、単純化していえば、消費した以上の燃料(プルトニウム)を生み出すことができる原子炉のこと。かつては「夢の原子炉」と期待されていた。最近では、昨年中国が臨界実験に成功したが、運転中の実証炉は現在では皆無である。

高速増殖炉は福島第1原発のような「軽水炉」ではない。後者が冷却材に軽水(普通の純水)を利用するのに対し、前者は液体ナトリウムなどの溶融金属を利用する。

(PANA=写真)