WHOによると致死率は割と低い
新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るっている。感染の拡大によりマスク買い占めなどの形で社会不安が高まっているが、WHO(世界保健機関)によると、新型コロナウイルスの感染力は1人の感染者から2~3人に感染させる可能性がある程度。その感染力は季節性インフルエンザと同等か、やや低い程度だ。
WHOの「Situation Report」という新型コロナウイルスの発生状況によると、感染者の死亡割合を示す「致死率」は2%程度。この数字はSARSコロナウイルス(約10%)、MERSコロナウイルス(約34%)の致死率よりも低い。感染力と致死率から考えると、新型コロナウイルスの予防策は、通常の季節性インフルエンザと同じ程度のものでよいことが読み取れる。
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