我慢がつきまとう「節約」を長続きさせるのは難しい。貯金上手な人はどこが違うのか。ファイナンシャルプランナーの山崎俊輔氏は「買い物頻度の高いパンやビール、コーヒーなどは安値を追究し、買い物頻度の低い醤油やバター、マヨネーズなどは高級品を買ってメリハリをつけるといい」とアドバイスする――。

※本稿は、山崎俊輔『大人になったら知っておきたい マネーハック大全』(フォレスト出版)の一部を再編集したものです。

我慢がつきまとう「節約」を長続きさせるコツ

基本的に節約は「安値追求」です。同じものを買うなら安い値札のものを買うべきですし、満足度がたいして変わらないならより安い商品をチョイスするべきです。

もう一度書きます。

「同じ商品なら、より安く買う」
「同じ満足度なら、より安い商品を選択する」

この2点が節約のカギです。週に2回買い物する商品が50円安ければ、月400円、年4800円安上がりの生活になります。同じようなことを10種類の商品で実現できれば、生活は同じことをしていて年4万8000円浮くことになります。

貯金上手は安値追究だけをしているわけではない

しかし安いものを買えば何でも正解かというと、世の中はそれほど単純ではありません。むしろ安値追求についてはメリハリが必要です。

まず自分にとって譲れないクオリティラインがある消費については、無理して安値にする必要はありません。第三のビールがどうしても許せないのなら、「ビール以外」の節約を徹底してビールについては不可侵領域としてもいいわけです。

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なぜなら、節約はトータルで実現すればよいからです。

これをやらないと何でもかんでも安い買い物に置き換えるあまり、じきに不満足な買い物が増えていきます。節約をしていても何も楽しくありません。だから節約は続かなくなります。満足度と値札のバランスを考える、言い換えればコスパを考えることが節約のコツです。