「いとこLINE」で相談し合ってルール化
これはお祝い事でも同じです。子どもが生まれたら1万円、結婚は初めてならお祝い金を贈るけれど2回目なら贈らない(笑)など、全部「いとこLINE」で相談し合ってルール化しました。贈り方も、それぞれが本人に振り込むという至極手軽な方法に落ち着いています。
さらに、この「いとこLINE」にも利用ルールがあります。それは、皆に関わる相談では個別LINEは使わないこと。誰かが知らない間に金額が決まったりしたら、それこそ不満や嫉妬の原因になってしまうからです。
ルールづくりは、全員が参加できる場でフラットに話し合い、決定までのプロセスもすべて共有することが大事。この作戦のおかげか、これまでいとこたちの間で不満や嫉妬などの問題が起こったことはありません。
金額に迷ったらLINEで相談すればいいだけ。ほかの人はどのぐらい出すのか、何を贈るのかなど、変な探り合いをしなくて済むので気が楽ですね。
【対策】「香典・お返しなし」の事前ルールで平準化
(構成=辻村洋子)